
≪ 埼玉組長 ・ 石上 光鏡 ≫ |
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【 組長挨拶 】
この度、埼玉組の組長となりました光明寺の石上光鏡と申します。4年間宜しくお願い申し上げます。
世界中に新型コロナウィルスが猛威を振るい、未曾有の危機ともいえる状況にあります。お亡くなりになられた皆さまに慎んで哀悼の意を表し、病床におられる皆さまの一日も早いご本復を願います。また、医療に携わり日々危険と背中合わせで職務にあたっておられる皆さまに深く敬意と感謝の思いを表します。皆さまにおかれましては、くれぐれもご自愛いただきますようお願い申し上げます。
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今まさに私たちは、不安と動揺の中にあり、明日のこともはかりしることが出来ません。様々な情報に振り回され、ただただ迷うばかりの私であります。
このような時代だからこそ、揺るぎのない浄土真宗のみ教えに改めて遇わせていただく。日々迷いだらけ、間違いだらけの私だけれども、時代を超えて「そのままでよいぞ」と、はたらきかけてくださる温かで大いなる存在、阿弥陀如来様を感じていく。今はそのようなことを思い過ごしています。
2023年には、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年記念慶讃法要が勤修されます。3年後の慶讃法要に向けて、「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」との宗祖親鸞聖人のお言葉を胸に、地道にその役割を果たすべく、精一杯精進してまいります。
「明けない夜はない」。皆さまが安心して笑顔でお寺にお参りできる日を心待ちにしております。
合掌
令和2年5月1日
浄土真宗本願寺派 東京教区埼玉組
組長 石上 光鏡
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